2015/04/20

サンハヤトの功績

サンハヤト

今からもう50年近く前、一つ目基板とか四つ目基板というベーク材質基板に最低限の銅箔パターンが配置されたいわゆるユニバーサルプリントサーキット基板が提供されていた、トランジスタをベースで回路を組むなら、定番のアイテム、現代日本の電子産業の礎を築いたのは、サンハヤトのおかげだ。
半導体を筆頭に日f代わりで続々とリリースされた電子部品の数々に実際に電気を通すには、過去の真空管時代のラグ端子では限界があった。
小ピッチの多極のラグ板もリリースされたが、サンハヤトのユニバーサル基板はそれらを超えた機能にあふれていた。さらに ICが発売された頃には、プリント基板無しでの回路組立はあり得なくなっていた。
さて何と言ってもサンハヤトがなしえたすごザワは汎用ユニバーサル基板だけではなく、エッチングによるプリント基板の製作をシステム化させた事にある。
ランドシールにより一定の精密なデジタル基板の製作まで可能とした事にある。
銅箔をはった、ベークライトや紙エポキシや、ガラスエポキシ基板と、エッチング用の酸化第二鉄液材を商品r新ナップ化し、店舗販売した事にある。その手順を雑誌で知り、おもしろいと思った自分はおこずかい片手に販売店(俗に言う:パーツショップ)にそれら材料を購入しに、
購入を前にどの回路を製作するかと選び出す。当時発表された、NECのモノシリクICのパワーアンプwステレオ構成で製作するといったそれなりに意外に高度な内容、今のようにパソコンがあるわけではない環境下で、紙と鉛筆で、パターン設計して、その回路パターンを、サンハヤトのランドシールと、油性の黒マジックペンでパターンを手書きで描画、それを酸化第二鉄でエッチング後に、スチールウールで、ランドやインクをはがし落とし、ピアピカのパターンを再現、その後、異例に水洗い、乾燥後、フラックスざいを塗布、パターンの酸化防止と、ハンダ付けの向上為の為フラックス溶剤を塗布、乾燥後、ミニドリルで部品挿入穴を開ける。回路基板を完成ささていた。
特に私の住む札幌では独自の文化があった。サンハヤト社さんからすると耳の痛い話であっただろうが、札幌駅の周辺に、「北海道電子部品商会」というパーチショップがあった。まともに使えるジャンクパーツを扱う札幌で唯一の店舗で、この店では、高品質で格安のガラスエポキシの格安基板が切り売りされていた。 100mmx100mmとか200mmx100mmとかである。銅箔が両面の物も片面の物も同価格だったりとマニアにはたまらない物だった。
これで、両面基板の自作も一応に可能だった。さらい格安の酸化第二鉄のボトル売りがありがたかった。こん基板を使いたかったから、勉強した、音楽好きなので、基本はアンプ回路が主だった。
のお店では、マニア向けのキットも販売されていた。私が最後に製作したのが、勧められた、サンケン社製のハイブリッド ICのパワーアンプだ。プリント基板パターン参考まであり、格安だった。さらにそれにつかえるちょうどいいジャンクトランスも商会され勧められたが10000円を超える金額。中学1年の自分には用意のできない金額でした。でも想いは募るばかり、結果親からお金を出してもらい購入に至ったが、それ以外にも結構パーツは必要だったが、そこに気づいたお店の人が、協力してくれた。
3日ほどで、完成。
通電、今思うと奇跡的に一発動作。
でも、パワーアンプが良くても、スピーカの限界を知ることになっただけ、オーデォイコールそべてのバランスとちゅ学1年で知る事に。
お店にはその事を報告した。

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