2014/02/01

Power Mac G4 (Gigabit Ethernet) の復活

マック (Macintosh) の中でも思い入れのある、G4マック またその中でも
 AGP Graphics Cardの装着が可能なモデルとしてその後現行のIntelMacの登場をし察させた節目であり、きっかけを感じさせた、Power Mac G4 (Gigabit Ethernet)が今回の話題のパソコン本体
  モトローラの「PowerPC」という最新のプロセッサを採用した
モデルの進化過程の実力の程を見せつけたanniversaryモデルだと考えている。
当時Intelが圧倒的なパワーで AMD アスロンとペンティァムとの高性能化を争う中、
まったくじわじわと何かしでかす感を感じさせたMotorola社の誇るアーキテクチャチップ
パワーPCはさりげなくパソコンに2個を搭載させ、高性能ですと発表されていた。
意表をついた感のその出現と、完成度の高まった新オペレーティングシステムの Mac OSXとの組み合わせで、マルチプロセッサで、必要なスペックを引き出す手法に、勝者はIntelでもな AMDでもなく意外にモトローラなの?と感じさせられた。
組込み系のエンジニアの自分は、このほうほうなら、当時問題となっていた、プロセッサの発熱問題もそこそこの処理速度でも処理幅(32bit処理幅ではなく64bit処理)で勝てるし発熱の低減、イコール低エネルギーという技術誌のレポートに、頷いた一人である。その後、マルチチップではなく、いわゆるIntel陣営もマルチコアという手法で今のコアデュオ路線へと
なのに、何故かAppleは急にIntelプロセッサの採用をその後決めたのには驚いた。
きっとその方がそろばんがあったのだろう。こんな事をさらっとやってのけたのも
Mac OSXの考え方の素晴らしかった所なのだろう。個人的には
その後出た G5というさらに高性能なモトローラープロセッサを8個ぐらい並列処理させたモンスターモデルを是非発表して頂きたかったと思う馬鹿裏である。
実は過去の例でもAppleのMacの歴代モデルには必ず、誰が来んな高性能なモデルをこんな金額で購入するのだろうという機種が用意されていた。
今後もその様なモデルの発表を待ちたいと思う自分です。
でもAppleってそのまさかを定期的にやってくれるので期待してしまいます。

そもそも、モトローラのPPCは余り表舞台に出てこないけど、
その後の発表のアームプロセッサはマルチコア化され、世界中の携帯電話でそのすごさを発揮している。


仕事で久々に昔々のソフトの操作が必要で、以前の勤務先で使用していたマシンをセット退社する一年ほど前に廃棄処分で、もったいないお化けが見え隠れしたので、自宅の物置に眠らせていた。G4とはいえプロセッサが2個、(いわゆる、デュアルプロセッサ仕様の当時の高級機種867MHzが2個)オペレーティングシステムはMac OS X 10.5.8
メインメモリもDDR1.75GBとまぁまぁな容量。
今の最新機種Mac OS X 10.9.1Maverickと比べても機能操作に違和感は感じない。
事実当時のソフトがそのままインストールされているのだが、私しか使う人もいないので、退社時に譲り受けた。
ブラウザだけは最新のFireFoxのバージョン3.6.28 でそこそこ快適。IllustratorもバージョンCS2が動作している。
当時バブリーなプロジェクトで、色々なソフトを振り込んだ名残だ、今回どうしても必要になったソフトは2D/3D-CADの VectorWorksというソフト。
MINICAD−3と呼ばれていた頃から20年以上毎日使っていたソフトで、手に馴染んでいるアプリケーションである。インストールされた最終バージョンは12.5と言うもの。退社後
要求され2度ほど立ち上げた経緯もある。
この環境で使う分にはまだまだ、現役利用は可能である。
このソフト最新バージョンはVectorWorks2014と呼ぶようで、500,000円程度の値がついている。この廃棄処分マシーンを持ち帰って良かったと今つくづく思う。
コンパクトな歴史的な名器 初代 iMacのカラフルな緑カラーUSBキーボードと汎用の小形スクロールマウスをキーボードのUSB端子に接続し快適に使える。メインのハードディスクはIDE仕様で60GBと40GBの高速タイプの2セットに交換増設されている。
まだまだ大切に手元に置いておこうと思った。
というかこのCAD ソフトを別途用意するぐらいなら、中古のPower PC G4マシンを今後入手する事も十分あり得ると感じた。



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