2015/12/01

すぐれた感性とは何か

もう10年以上前勤め先で、クライアントからの組み込み系製品の設計製造の委託の話。
製品の感性希望sizeについてポリシーを語ってきた。
タバコ箱サイズ「ショートホープ」だ。今調べると72mm x 44mm x 17mmのようだが、その時のイメージはその程度という要求
クレジットカードサイズ、実際には、カイロのボリュームから85mm x 60mm のサイズのPCB(プリントサーキットボード)として落ちどころとした。その上で、ケースは最小の当時はやりのスケルトン樹脂製とするで決定させて貰い緊急開発モード
SMDというデバイスプロセスで設計し感性させた。それは淡路島のパチンコ店に納入された。 
このクライアント様のおおおっとした感性とは、その製品の基盤上にのった複数の LEDについてだ、1608という小型のチップ部品なのだが、赤色と緑色をチョイスした。
 これに関して、赤色っていうのは、と語り始めたのだが説得力があった。
 この「赤色っていうのは」という意味は
赤色は緊急とか異常とか信号機でいうと停止禁止を意味するのではというのである、さらに例をあげて、淡々と説明された。
ごもっともという感じで聞き入った。緑は安全という意味だということで、点滅は注意を意味する。信号機の点灯を意味しているのだ、参考になった。
当たり前っぽいことだが、大切だと仲間内で頷いた。その後、こだわりを持つことにした。もの作りにはそんなことも大切で、意味を持つことがけっこう多いと再認識させらた。

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