2012/06/30

マランツ #7 コントロールアンプ自作

マランツ #7 コントロールアンプ(Marantz #7)と言えば1958年に発表されたオーディオ業界市場に衝撃を与えた、真空管式のコントロールアンプの名称である。
1967年での価格が  <159,000円> とのこと、やはり高価なアンプだったんですね。
同じくマランツ#7Kというキットもこの当時から存在した様です。

生まれが1959年ということもあり、何故か近いのでそんな事を覚えている。単純に53年前の製品である。半世紀前。おおざっぱに自分と同じ年齢、ということもあり、思い入れがある。
市場ではまだプレミアが付き取引されている、金字塔的製品である、
その機能は今風の言葉で言うと洗練され無駄が無くと言った所。
その考え尽くされたとも言われる。コントロールアンプとしての操作感、とその音質は、常にその後の時代のアンプが発表されても音質の基準とされてきた名器中の名器と称され続けてきました。
その素晴らしさは、 Web 情報からも受け取れます。
当時最大の音源だったイコライザーアンプ回路のよさがその音質を決定付けているのでしょう。
私個人もそのレプリカ(より良いとされるパーツで組まれた)の音は数時間聞いた事がある。音源は 勿論レコードである。
発売当初から高価なアンプであったが。早くから回路を模写して、アマチュア愛好達はクローン機を自作して安価に自宅でその音を再現するのがブームでもあった、そんな私も「いつかは#7」を思い続けてきた一人である。
高校生の頃購入した書籍のアンプ製作記事にも、クローン製作の記事があり、目を輝かせていたころを思い出した。
当時はトランジスタDCアンプの全盛期であった「金田式」とかね。
ところで、最近、まとまった時間が取れているので、そのへんの情報を集めて、夢の実現を目論もうと情報を収集していた。
まずは、回路図である、沢山の図面が公開されているが、手書きの汚れた物がほとんど
個人的にはこのてんをなんとかする所から、入り込もうと考えてみた、
近年は回路図も 手書きではなく、CAD を使えば素早く綺麗に作製出来る。
data化すれば応用価値も高まるであろう。
使い慣れた無償のソフトでチャレンジ、しごとではなく完全に趣味なので、気が弾む、
退院後のリハビリにも良いだろう。
出来次第。Web  には公開して行こうと考えているが、
さらにしらべて以外だったのが、以前は欲しの数程会った組立キットは本当に姿を消しているという事、コントロールアンプは配線が複雑になるのでプリント基板化が良いのだが、まったくもって無いに近い市場性に驚いた、
横目で、相変わらず、真空管アンプ市場は熱いままだなぁと感じていたが、それはパワーアンプのみで、コントロールアンプ系は皆無である、
趣味と言いつつ、パターン化して商売にしたくもなってきている。(きっとします)
その後、よくよく調べると国内でキットも販売されている様ですが8万程度、自分が学生の頃の趣味自作のあの頃の価格帯ではなく残念です。1980年代後半頃はプリント基板も販売されていたんですね。

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