2013/10/08

真空管、真空管というけど、トランジスタだって音良いよ。

真空管、真空管というけど、トランジスタだって音良いよ。という事を1970年代後半に熱く、サラッと語る札幌テレビ塔地下あたりの電気店の奥にあったオーディオコーナーのスタップが居た。自分は高校生の頃である。サラッと相手にしてくれたその人は、

おそらくは、自分を良く知っていたと思う、あの頃は、とにか通学で、バス時間の調整で、平日は例外無く、大通りかススキノ駅で途中下車、だった。
友人の鎌田と一緒だった。その店員は、これからお客が聞きにくるので、これからアンプをラックスマンの真空管に入れ替えると他の2名で手際よく作業をしていた。
その時の一言が「真空管、真空管というけど、トランジスタだって音良いよ。」だった、
いつまでも耳に残る一言だった。
スピーカーはテクニクス/アンプはサンスイ/音源はレコードでプレイヤーとカートリッジはは忘れた。

あの時の一言は、真空管とトランジスタ、どちらだけが良いと語ったのではない、
真空管を否定しているのではなく、
あの人は「真空管も良いといわれているし、実際よいと思うけど、トランジスタアンプも良い音出るよ」と言いたかったんだろう。

実は自分もその一人だ、「真空管、真空管というけど、トランジスタだって音良いよ。」と言うのが

学生の頃高校生から専門学校の間に、合計4セットのトランジスタアンプを制作した。
かなりマニアックな回路構成でパーツもおごった。

特に、学生後半のパブでのライブバンド演奏のアルバイトでの収入は殆どを自作アンプのパーツ代と楽器関係に消えた。

就職2年目の12月にはボーナスなる物がそれなりに出たので、その年入社2年目の8月末に購入したトヨタのピックアップ 4WDハイラックスを麻布のダイエーに乗り入れえ一気ににオーディオ装置を入れ替えた、

 今は珍しくはないが、販売コナーに「超特価限定品」の機器が数多く展示販売していた
当時としては珍しいパターンだった、「えっ」と思うぐらい易かった。
当時18万以上するティックの2トラ3810インチが75000円で販売されていた、当初在庫無くても注文で購入するぐらいで訪れたのだが、急遽店で、構成を換えた。
 アンプもトリオを考えていて、チューナーも同じシリーズと考えていたが、チューナーを辞めて、
プレイヤーをデンオン(カートリッジとアームレス)マニア向け仕様。
カートリッジはオーディテクニカ
現品のみのプレイヤーアームセット
アンプはデンオンで、トーンControlが無いマニア向け仕様。
スピーカーはフォステックスの20cmフルレンジスピーカー構成マニア向け仕様。
に、オープンテープデッキとカセットデッキはティアックで一喝現金購入でさらに根切りを行い、

スピーカーは当時流行のボーズのスピーカーを購入した。
これも鳴りの良いスピーカーだった。
さらに、住宅を購入屯田町から、藻岩北丿沢に引越、その数年後、近所の廃品販売で、アルテックのスピーカーを500円で入素できた
これは、近所でいらなくなった物をHとまとめにディテ、青空販売(町内会フリーマーケット) を行う為の集めた商品の中にそれがあったという流れで、その開催前に貰い受けたというもの、確か1本15万ほどのスピーカーだった覚えがある、まさに出ものであった。
車に積み込み支度に持ち帰り、2時間ぐらいで音出しが出来た、小学校の頃からの夢を叶えた瞬間だった。
財布はほぼ体が、実際かなりのなりの良さで、音に酔いしれた。
結局この時のアンプとプレイヤー関係は現在も所有している。
カセットデッキはその後5年後ぐらいにヤマハ製のツイン構成に交換。
自作の47という古典管真空管アンプを自作で、一宇の子供の頃からの夢は叶えた。




カセットデッキはティアックの安価な限定品、さらに

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