2016/08/07

マイコン日本じゃなくなったんですね。



世界初のマイクロコントローラを作ったのはアメリカのインテルだ。しかしそれを作らせたのは日本である。
当時電子卓上計算機を効率良く開発すると言う需要からだった。

その後、日本は世界有数のマイコン消費国となり。ポケットゲームやテレビゲーム、む、マイ内臓家電、テレビや操作リモコンにも携帯電話にもその充電器にもマイコンが使われている。
100円均一では100円でキッチンタイマーが販売さいる。

777フイーバーデブームとなったパチンコ台では1台あたり10個ものマイコンが使われることも珍しくない。

そんな日本のマイコン半導体業界の勢いを感じられない。汎用的に億個単位で大量に使われるマイコンだが、必ずしも日本製が使われているわけではない。
確かにマイコンの先進国アメリカに対して日本の名だたる電子メーカーも多数の魅力的マイコンを生産しているのだが、世界的にはならない。なぜだろう。
そんな思いの中ソフトバンクが、世界的シェアの アームプロセッサ(ARM)ホールディングスを買収したというのだ。3.3兆円だそうだ。
このアームの歴史、多くからは、異端としてシェアうんぬんを言うプロセッサではないと位置付けられていたが RISCと言う考えに基づき、ミドルクラスプロセッサのシエアのトップに躍り出た。
世の中のスマホはほぼ100%がこのアームプロセッサだ。
このプロセッサがここまで使われるのは、低消費なのに20年前の最高峰パソコン以上の性能であると言う事と、設計っする側の敷居が低い事、これを業界では開発環境に優れていると言う。さらにプロセッサの安さなのである。
現在のパソコンのIntelプロセッサなどはセラミックに対し樹脂パッケージで安価なのである。低消費なのでバッテリー動作時間も長く、結果発熱も少ない。余りにも敷居が低いのである。
つまり国産のプロセッサは、敷居が高い、少なくても敷居があるのです。
個人的には欧米に殴り込みの必要もないが、韓国と中国に戦略的な営業をかけていれば、もっと違う結果が早くに出ていたのではと思うのです。


0 件のコメント: