2012/11/09

2N3055(TO-3 パッケージ)

知る人ぞ知る、メタルキャントランジスタのベストセラー品番だ。
この名石(有名なトランジスタ)を使って A級増幅の小出力アンプを作ってみたいと思うこのごろ。実は、 12BH7という真空管でアンプを作りたいと考えていたが、計画変更手始めに、1970年サウンドを復活させて味わいたいと考えている。プリント基板も制作して、思いっきり自分の好みの部品や回路構成で再現してみたい。音楽に明け暮れたあの頃のサウンドを今によみがえらせようという計画。
このトランジスタその昔は1個300円程度だが、とんでもなくパワーのある石で、よく電源回路に使われていた、けして音響特性的に優れた特性ではないが、その当時から安定した音楽再生だということで、重宝され続けてきた石で、いまでも非常に容易に入手できる唯一の TO3金属パッケージ(メタルキャン友呼ぶ)のトランジスタで、今でも入手が容易である。
10A以上流せ100W以上のパワーと大電力は俺にお任せといったベストセラートランジスタ。


これを Aクラス(A級)増幅回路で、初段に FET入力構成の  オペアンプ ICを使いシンプルコンパクトで、トロイダルこいつトランス+大容量平滑コンデンサの組み合わせで、当時のメーカー高級アンプの雰囲気を再現したい。オペアンプも金属パッケージ(メタルキャン)の入手が可能かもしれない。

オーディオ用ではコンプリメンタリーとして2N3055(NPN), に対してMJ2955(PNP)の市場に流通し始めた。オーディオユースに、絞り込んで、生産したロットだろう、
利益の極端に少ない、この手のデバイスはおそろしく多額の利益が期待できる、そろばん弾くのは早かったのだろう。
韓国製のようだ。全盛の頃はこの手のトランジスタを韓国では製造していなかった。 

3013/11/02>に間違いを修正/加筆した。
実はこのブログのこの記事をチエックする人は多いと、データから解る。オーディオマニアは多いですからね。


0 件のコメント: