2014/04/06

マークレビンソン

マークレビンソンというアンプがある、1980年代ハイエンドオーディオという言葉の牽引者的なメーカーの一つだ。


ハイエンドオーディオとは何か、ハイエンドオーディオの条件定義はやはりその手に届かぬ価格であろう。このマークレビンソンはその意味で、コントロールアンプ(プリアンプ)なのに関わらず100万を超える値で当時のオーディオ雑誌で取り上げられ、有名評論家が皆んな万丈一致で、最高とお墨付きをするのだから、やはりその音も良い物だったのだろう。
札幌の時計台近くの老舗オーディオショップでそのレコード再生音を横から聞いた経験があったが、高校生の身、そのプライスカードに度肝を抜かれた覚えがある、
その後、その製品の異様なまでのすごさの物理的な説得力が判明して行った。
本体は驚く程薄い50mm程度、幅は400mmクラス
標準ラックサイズなら480mmとかであろうか?高さは50mmを若干切る程か? 奥行きは200mm程度
 同時期YAMAHAからも同様のデザインスタイルの製品が15万円程度で発売になったがものすごく安く感じた、こちらの音も素晴らしかった。
当時学生の自分がそのような物を手に入れる訳ではないが、何とか自作出来ないかと、市販のパーツを組み合わせて自称「ホワイトビンソン」というアンプを自作した経緯がある。当時一斉を風靡した金田式アンプのプロセスに沿った、オペアンプを使ったシンプルなレコド再生専用のコントロールアンプであった。備品代は合計で2万程度と非常に安価
その後2年程の期間にさらに5万程の費用をかけて、グレードアップした。
ケースは一般的なシルバーのヘアラインで高さは100mm幅は200mmというデブな外形からホワイトビンソンと呼んでいた。

入り口から、
オディオテクニカ120番カートリッジ
 F&Rアーム
デンオンダイレクトプレイヤー
自作プリアンプ
自作パワーアンプ(ハイブリット サンケンICパワーアンプ25Wx25W)
フォステックス20cmフルレンジスピーカー(純正バスレフエンクロージャ)
社会人になって超高価なパーツに入れ替えようと考えている最中に破損
自宅でレコードを聴けなくなり緊急的に市販のデノン製プリメインを購入した経緯がある。
その後、電子機器設計製造の職に進み、それまで個人でパーツを購入していた立場から同会社と、仕事で付き合う様になった。

今現在を持っても、再度あの頃を再現したいと考えている。


0 件のコメント: