2016/06/19

2SC1815のスッキリさ

20代から430代の頃子トランジスタを多用した業務設計で 、もう定番中の定番
1980年前半頃、業界でもその流れは定着していた。
 耐圧が60V   150mA という値は設計上実にはまっていた。
何かトランジスタという時にこの型番を当てておくというのが普通。東芝の製品だが確か
2000年頃、絶版となり、現在は互換品が中華で生産されて安価に流通している。
本来なら、旧式のパッケージで、素のコストもSMDパッケージの最近のデバイスより絶対割高なのだろうが、まだ使われている。
自分は当時この 2SC1815が亡くなってから生産側から、何か違うものにと言われ結果デジトラと呼ばれるデジタルトランジスタへか置き換えた。これによりベース抵抗を排除でき一石二鳥的で、阻止自体もコンパクトで生産性もアップする。ちょっとそんなことお思い出した。
ざっと思い出してもこの2SC1815を使った製品で
LEDのスイッチング点灯用途で合計数百万個使っている事になる。
民生品の製品設計者ならその数十数百倍という設計担当者はザラにいるだろうなぁ。
自分の場合、マイコンの容量アップ(ポートシンク容量)のおかげで。このトランジスタを必要なしとなった経緯がある。 じゃなかったらと?、技術の革新のおかげで、大きなエコとなったんだと思ったりする。




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