調べると、1924年(大正13年)5月1日発行の雑誌である。ラジオ放送がまだ始る前、アマチュア無線がまだ無許可制で、だれでも好き勝手に利用出来たなどという信じられない頃の時代背景。オーデイオ、音楽鑑賞イコールラジオ放送、やがてさらに1970年になると FMステレオ放送による素晴らしい音質での視聴が可能となり、家庭でより高品質な音楽再生させる為の装置の導入が加速した時代を経て、
レコード再生/テープレコーダー再生> やがて、カセットレコーダー>FM放送の録音ブーム>それまでは不可能とされて来た。 DCアンプと言うアンプを自作で完成させ、音が良い部品の定義を妥協無く全面に打ち出し、それまで、市販購入がかなわないユーザー層の自作制作を「自作でなくては出来ないアンプ作りが受け入れられ」結果オーディオアンプメーカーもその設計思想を取り入れるに至った、そんなアンプの自作記事紹介で、私も高校生の頃、その読者となった経緯がある。このブログにも何度かそのネタの一片は説明させて頂いている。
正直、とても学生が手を出せる様な内容記事ではなく30円程度で変える備品1個の所に35000円の部品を使うと言う何とも大人名所に驚かされたのだ。
それでも、何とかその設計思想に準じたアンプでレコード再生をしたいので、色々と頑張って入手可能なアンプを組んで楽しめた。
これ一見簡単そうだけど、ユニバーサル基板にハンダ付けで、学生だからで着たんだろうな、時間だけは無限状態だったので。
逆に周りがギリギリの予算で、市販品のアンプを購入しても、自分のアンプは何だか良い音がすると言ってくれる友人が多かったのも確かった。
1個4000円もする FETトランジスタの替わりに600円のオペアンプで代用とか同じ回路を2組作り違う部品(例えば抵抗)で組んでみて音の違いを試してみる効き比べは、学生の身でも新鮮な体験だった。
具体的には、一品豪華主義的な手法、たしかの記憶では、無線と実験の記事の通り組上げると総額30万程度も必要なので、
コネクタとボリュームだけは最高級品を使うとか?ささやかに楽しみ、いつかは雑誌に紹介された内容のオールオリジナルでと大きな目標と夢を持つ事が出来た。
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