以前都内(都心ぎりぎり)の某所で、あるプログラマとの酒膳での会話で、ショックを受けた話題、それは仕事で出かけていた韓国の家庭電源事情に付いてである。
韓国のコンセントは、何ボルト?といった、ほのぼのとした会話自分が200Vだよと話すと
彼はアメリカは117Vだよね。みたいな、のどかな会話。彼はアマミュージシャンなので
アメリカ輸入アンプをそのまま日本で利用すると音がマイルドになるとかなどの情報を知識として持っていた。
これは事実で、100Vでも動作する場合が多いが、電圧が 10%ほど低いので音量が抑えられて、一般に歪み感の無いマイルドな音質になる場合が多いと言われている。
もっとも最近のトランジスタ回路アンプや楽器ではそのような事はほとんど無いのだが
楽器のアンプはその音質感や丈夫さから、現在でもなお真空管アンプが主流でsる、
一般に真空管アンプ回路では、増幅が設計値より押さえられるので、電圧が低くなる分出力が低くなったりする。また増幅が不足して、かすれた痩せた音になるというのは私自身経験している。
話は戻して知人がなぜ?100Vとか200Vとか117Vとかあるのとか言われて、時間もあるので、物知り風に噛み砕いて説明した。
そもそも私は家庭でのAC200Vの普及をもう少しプッシュすべきと思っている一人である。
この所の電力不足問題等で送電線の容量不足等で今話題のいくつかの問題が改善出来る事を説明。
鉄柱の送電線は数千ボルトで伝送されるがなぜそんなに高い電圧なの?と疑問に思うだろうが、家庭のコンセントを 200Vにしたなら、今までのブレーカーの容量が例えば30Aだとしてそれが約2倍近い容量を使える事になるという事です。
同じ電線の太さなら 約2倍近い電流(W)をながせる、扱えるという事になるのです。
実際家庭等の建物の壁等に埋め込まれた電線類は大体がAC300Vまでの電圧耐圧があるので家庭での AC200Vの普及はコストバランスが良いのです。
また、プラグの形状が違えば誤差しもありませんし、現在家庭に普及している電気製品の幾つかはかなり AC100でもAC200でも使える物が数多くあります。
代表的な物にパソコンがあります。ACアダプタもAC100でもAC200でも使える物が多いです。テレビも意外とそうだったりします。
大電流を要するエアコン/電子レンジ/冷蔵庫/トースター炊飯器/掃除機などはAC200Vの製品の方が色々都合の良い事が設計側でからしても良い事ずくめです。
言い換えるとより小型でハイパワーな物が作る事が可能なだけではなく、現時点では、結果、電気代も易く収まります。
よくニュースで風力やソーラでの発電を送電する容量が不足しているという点の改善対策にも好都合です。
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