2015/11/27

マイクロソフトExcel 2.2a

もう20年も前の話「産学官」の研究開発プロジェクトに参加する事になった。
通産省のお墨付きで2000万近くの補助金が出る案件で、 OKが出るなど思ってもいなかった。があっさり認定を受けた。

それまで社員共有のPCから個人用のPCが必要と考えで、描画も増えそう、Macがよさそうという事で、計画書にそれら一式ダメ元で提出したら、稟議が普通に降りた。
ひともんちゃくがあると100%と思っていたのだけれどもあれっ???
さっそくそこから再度雑誌を買い込み勉強開始。
取扱リセラーのキャノンから、先行貸し出し品が持ち込まれた。
ワープロはインストールされていなく、 マイクロソフトExcel 2.2aというソフトが入っていた。のでそれを使いあやしい日本語入力環境で、文章を作成。
この怪しいが、それから5年以上悩ましい根源となる。

一番の要求だったレーザープリンタも貸し出し用として持ち込まれた。
その後OSが新しくなるということで、3、5インチのフロッピーの大量の束を渡され、「ことえり」なる日本語入力環境が整い、そのシステム費用に見合うドキュメントの制作が可能となった。
導入は SE/30(HD=100MB,MEM=8MB)という機種と  ci(HD=100MB,MEM=8MB)
 の2機種縦型15インチモノクロがナイスでした。
どちらもその後の Macの名器と言われたモデルです。
その後実際の(本来納品になる)機種製品が納入される事になったが、新規にインストールや環境設定が面倒なので、貸し出し品をそのまま使う事にお願いした。
別購入のアプリが、ワープロ=クオークエクスプレスという DTPモンスターソフト
表計算がフルインパクトというアプリ、 CADが、MiniCADというこちらもモンスターソフトで(CAD  だけどそれなりの表計算機能も搭載されていた)これが普通とキャノンに言われて、使い続けた、小耳に入ってくる Mac情報からはなんか違うという感じだった。がそのまま3-5年ほど使い倒した。
そのうち当初インストールしてあったエクセルの4,0のアップデータがプレゼントされた。
まぁどうでもよかった。
その頃  Windows(とは言ってもver2.1の頃)からは隔離されていたので、てっきりWindowsにもエクセルが普通に有る物とと思っていたら、まだwindowsというOSがあってもアプリはない時代、それから Windows95になってからようやくエクセルの声を聞いた頃。
表計算は当時 MS-DOSでロータス 123がバカ売れの時代、それ以外の必要性はないかのごとく。1985年から500万本の出荷とか(すごい)
MS-DOSではマイクロソフトから若干同等なマルチプランというソフトがはんばいされるかわれえいたし。
またロータスからは Windows版の123が発売になるとうわっsれモナそれを待っていた。
その開発コードは JAZZであった。


同時にMacのエクセルファイルをWindows が受け付けてくれる時代になった。
 エクセルは最初Mac でしか動かなかったんですよという話。
それにしても当時の IBMPCのメインメモリは最大で640MB、256MBが標準の時代に良くWindowsが動いていたなと感心する、かりかりとしたプログラムのなせる技ですね。 そもそもMS-DOS マシンで Windowsを普及出来た事は伝説ですよね。

ちなみに今のエクセルの原型が確立したのはこのバージョン4.0であったと思う、これが’Windows版のどのバージョンなのかは知らないのであるが、ちょうどその2、3年後 Windows95が発表、 Mac版の エクセルはその後バージョンは上がらなかったと思う

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