1980年代前後札幌市内のオーディオショップでよく見かけたのが、ダイナコ社のアンプで、コントロールアンプよりもほとんどがパワーアンプだった。
たしか大型のビーム管のプッシュプルでKT88当たりが使われていたのとモノラル構成で2台並べた堂々さから、青年の自分も思わずワイルドだぜと目を奪われた、サイモンとガーファンクルをアルティックで聞いたおぼえがあるが惚れ込む音だった、今思うと、このスピーカーもホーン構成だった。
プレイヤーはデノンではなくデンオン 、カートリッジはサテンと、渋々に構成、今思うと50歳位のおじさんが数名で購入した物を、店舗で試聴していた、当時はよくある後継だった。大人買いだ。
学生の自分は友人と2人で、隅で聞かせてもらった。ある意味常連だった。
プリアンプはテクニクスの薄型の新製品で当時ブームの黒くて薄い奴、大宇に楠とかヤマハが代表的だった。
ダイナコのアンプの特徴はその荒々しいトランスの形状だ。バンド型と言われるスタイルで無骨で、重圧的だった。
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