コイルと、コンデンサ、それと抵抗器という非常にシンプルな電気部品の組み合わせで構成されたもので、1970年後半に札幌のオーディオ専門店でJBL製の製品を見て、これだけしっかりした部品と作りなら、良い音も出るだろう、こういうところにコストをかけているから音が良いシステムと呼ばれるのだろうと納得させられた、お店の方が、切り替え用のロータリースッチを好感している様子、学生ながら、下手そうなハンダ付けの作業をこっそり覗いていた。
おそらくはクロスカット周波数切り替え用だろう。
30cmウーファーが2個付く大型のボックスから取り外していた。おそらく4355系のモデル
JBLでも大型の部類に入るモデルだろう、見た目はどう見ても新品。
ちょうど、チャンネルデバイダみ興味があり、マルチチャンネルアンプに興味が出ていた頃。
じょうきの方式はパッシブ方式といい、出力をカットして目的の音を得るタイプでシンプルだが、何か特性を変えるには大変な物量的なパーツの変更が必要だ。
それに対して小信号の段階で、低音用、高音用とボリュームでカットする周波数と音量を調整できるアンプ回路でコントローする方式は自由度が大きい、しかしスピーカーの数分アンプが必要になる。
この手のかの装置(チャンネルデバイダと呼ぶ)をオペアンプで簡素に製作して、実験を行い、その出された結果値を参考に「パッシブ方式」に置き換えるのが利口な方法だと思います。
でなくてはたいへんお金のかかる趣味になってしまい残念感と痛さが半端ありません。
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