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「タイミングベルトチェーン車輌」
という表示が、これって、正確には
この中古車は タイミングベルトチェーン交換済みですよ!と言いたい訳なのですが。このタイミングベルトチェーンは近年の車では樹脂ベルトが使われており
昔は金属チェーンでした。
このパーツはその性質上、使用していると延びが生じますし、切れたり、樹脂タイプではベルトの滑り止め溝がけずれたりして正常な機能を維持出来なくなると
即に重大なエンジン破損を引き起こす事故に近い故障に繋がります。
元々このタイミングベルトチェーン(略してタイミングベルト)とか(タイベル)と呼ばれますが。
エンジンの回転で、吸排気バルブの開け閉めを行なうカムギャシャフトという部品を回転させて、エンジンの基本動作、吸気>圧縮>着火燃焼>排気の動作をタイミングよく行なう為の重大なキモとなる動力伝達部品。
これが走行中に切れたりすると、ピストンとバルブが接触してぐちゃぐちゃになる故障は珍しくない事例です。
そのため自動車メーカーは定期的な交換を定めています。
例えば10万キロとかで、日本の場合車検制度で一定期間
1年から3年の際に、それぞれの車の走行距離から判断して、10万キロ超えたからとか10万キロに近いから等と判断して、その期間の前に交換するのが一般的です。話を戻すと。
「タイミングベルトチェーン車輌」との表示は、この車はタイミングベルトチェーンが搭載されている車ですよと言うおせっかい的な説明と言えます。
また、タイミングベルトとタイミングチェーンをまとめて、「「タイミングベルトチェーン」と呼ぶのですが、現在の市販車はほぼ100%チェーンではなくベルトです。音も静かですし、負荷も少なく、
実は切れた時も、総合敵全体のエンジン破損規模は低い可能性が高いです。
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