1970年頃、サンケン、東芝、サンヨー、サンケンなどのメーカーから
ハイブリットICというジャンルの大出力モジュール素子が、各社から販売されていた。
いくつかのコンデンサと抵抗器を取り付けてあとは電源を供給するだけで、非常に高品質なオーディオ パワーアンプが制作出来るという事で、市場を二際貸せていた、市販の普及機種のステレオアンプではこぞって同製品を使いリリーソされた、がしかし、オーディオマニアからは、「音が薄っぺらだ」とか「特性が悪いとか」比喩される格好の餌食になっていた感がある。
実際この手のアンプは、実出力は方チャンネル20W程度であり、コンポ用のアンプでもこの手の素子を使ったアンプは29800円などで、デスクリート構成の中級アンプ?は39800円など、その他の電源回路の余裕度なども明らかに素人目にもその差を感じさせられる、販売戦略が取られていた。
例えば電源回路の平滑コンデンサが4700μFに対して 22000μF の4倍という表記で素人目にも写真でその大きさと数値の違いを見せつけるという演出で、リプル電流の削減、瞬時の大出力再生時に備え常に寿分なエネルギーをキープなど、言葉の脅しともいえる文言で洗脳されていったあの頃でありました。「高い負荷レギュレーション特性」
「低インピーダンス」「低リプル電流」「低い漏れ電流」など、トランスと平滑コンデンサのサイズが大きい程良いとされアンプのサイズは巨大化していった。
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