調べると、このマランツ#7アンプは永きに渡り製造し続けられていた様だ。近年の様な工業製品の短寿命製品とは違う、私の愛する1959年生まれのMINIという車もそうだが、自分古く変わらない物に何か引かれる物がある様だ。
1958年生まれのアンプと1959年生まれの車と、何だか生まれた次期はほぼ同時期で、誕生日が1959年と、運命さえ感じる。
その後気にかかり、 Web情報から、マランツ#7クローンについて調べているが、やはり歴史が長い、まさに古くから各所でビジネスとして生まれては枯れてを繰り返していた様だ「マランツSoundの復活/復刻」などの製品があった情報は数えきれない程ある。
学生時代のオーディオショップにあった半完成基板もその一つである事も確認出来た。
その後のトランジスタDCアンプ全盛期にも、各社から、プリント基板と良質パーツで作る、マランツ#7クローン機は安価な物から、高額な物まで、多種多様に世界中から販売されていたようである。
数者は現在も供給している。
ネットで公開されているいかにも古くさい様な回路図も、調べて行くうちに間違い?とおもうところがいくつか見つかる。
それをいまCADデータに書き換えながら整理している。
部品表も作り、準備を進めている、時間の経過を忘れてしまう、懐かしく心躍る時を得ている。
しかし、入手難のパーツや未だに手に入る古きパーツ「レガシーパーツ」と私は言う。
が未だにそんざいして、新品として入手出来るのにも驚かされ、嬉しくも思う。
其れと平行して、アンプを復刻するにあたりいくつかのコンセプトが生まれて来る。
今特に頭を悩ますのが、コントロールアンプの形状である。
せっかくならオリジナルなスタイル構造で、作り易く、特性も良くと考えてしまう。
歴史のある世界にできれば一石を投じたい。
アンプは表面をアルミパネルで製作して、木製ケースに入れたいと考えている。
マランツ#7が一般的なケース形状とすると、(実際層なのだが)よりキューブ型を狙っている。
コントロールアンプはどうしてもシールド配線が多くなる、これを最小限にすることは、長年に渡り行われてきたし、個人的にも、ハム音やノイズに悩まされた経験から
今回はプリント基板を3枚構成でくみ上げようと考えている。
フロントとリアに各1枚
中間に電源と真空管を並べる。などイメージしたりと楽しみだ。兎に角は回路図をまとめなくては。
その後は使用部品を定めなくてはならない。
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