2012/06/18

思い出のPowerPC

PowerPC(パワーピーシー、Performance optimization with enhanced RISC for Personal Computer)は1991年アップルコンピュータIBMモトローラの提携(AIM連合)によって開発された、RISCタイプのマイクロプロセッサで、行き先を失いかけていたAppleのパソコンの未来を大きく牽引したたて役者である。世の中のパソコンがほぼインテルプロセッサで占められている時代に、突如中堅のAppleが行った切替路線を、それまでのモトローラ68000チップからどうやって移行するのか、耳をダンボに、目を見開き、その行方の情報を雑誌情報から吸収した、今までのソフトが使えるか否か?その性能は?その将来性は?とかである、当時それらのどの項目もずば抜け、パワーPCというプロセッサは神秘性をも持ったまま、着実に製品化され、インテルプロセッサに戦いを挑んだ。
601/603/604/ G3/G4/G5、などと、どんどん高性能化して行き、マルチプロセッサ動作まで行われ、私自身仕事上でインテルプロセッサのマシンも常に使い続けてはいたが、けしてMacintoshはPowerMacとなっても、インテルプロセッサマシンと互角に使える性能を維持していった。

そしてそのプロセッサの切替は、巧妙なるソフトにあったと今日改めて驚かされ、頷かされる。

OSはその後波乱に満ちた経緯をたどり、劇的にデビューする。
何とスチーブジョブスがAppleに戻って来るという大事件?が起こる。その矢先に早速歴史が塗り替えされた。iMacの誕生と発表だ。
オールインワンの 初代Macintoshに継ぐセンセーショナルなそんおマシンは、そのデザインの良さとコストパフォーマンスの良さから、社会現象となる程のセールを記録した、世の中 iMac  で埋め尽くされた時代の到来。
また丁度、 Windows からの乗り換えにも積極的に力を入れ、 Macで Windowsを動かすソフト等も販売され、ギリギリ、実用に耐えたため、普及は加速した。

圧倒的とも言える新プロセッサでは、今までのプロセッサ用のソフトを変換動作させる離れ業を利用者になんの不便さも与えず、実現したのだ。
少なくても私は市販アプリ、や Mac では特に多いフリーソフトに至るまで、ほぼ全てがそのまま使えた。
 始めはディスクトップモデルから、やがて全てのラインナップがPower PCとなった。
OS も、OS8 > OS9 と順番にアップされ、時代の要求に会わされ、デザイン/印刷/出版系でのスタンダード環境としての地位は揺るぐ事はなかった。


コンピュータ業界の目に触れる事の多いハードウエアの進化も去る事、さらに進んでいたのは、ソフトウェアの世界であると思い知らされる。
MacOSX の発表だ、  ぼちぼち古さを感じさせる基本 OSも拡張に限界が見え始めてきた、その答えは、根本的な改良であったOSXと名付けられたそのOSはパブリックベーター板という無料バージョンからのリリースであった。
初めてそれが同SAS議他ときの感動は今も記憶に新しい感じで。
新しい時代が始まる事を体に感じた。
ベータ版とはいえ、数多いユーザーがその最新の機能を有す(有しているであろう)そのOSをインストールしていった。
この OSはこれまでの、Macintoshのソフトも動作させる事が可能な機能を有していのが導入をスムーズにした大きな要因だった。
その後、劇的に改善改良され進化した、
爆発的に売れた iMacにもそのソフトは次々に導入されていった。

さらにさらに突然MacがパワーPCからインテルプロセッサに移項するとアナウンスされ、
淡々と実行され販売されて行った。

Intel Mac の登場で、OSXの動作環境は劇的に向上、さらに、PowerPCでのソフトを実行する管KY浦鵜も提供された為、なんら壁がなく、新しいMac PC を購入しても驚く程スムーズに作業を続行出来た。
私は思う、2度に及ぶプロセッサの切替と素晴らしいOSXのへの移行と提供の大成功。
やっぱり、自分は、れからも生きる限りAppleと共にと....




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