可変抵抗器というと堅苦しく感じる、ボリュームである。
20歳頃趣味の自作オーディオでとにかく生々しく体験出来た、いわゆる、部品で音が変わるという物を強烈に感じたパーツの一つである。
それが東京コスモス社の
RV30YG A+Aカーブ 2連ボリューム 100Kオームである。
かなり大型であるがこれがまた、良さげに見える、手に取って見ると、質感はかなり高く感じる。
個人的には当時一般的な24サイズ規格に対してこの30規格は巨大に感じたし高価であったが、そのうち50サイズ規格など発売されるのではないか?などと思っていたが、さすが、それは無かった(笑)
よこれとN+Mカーブ2連ボリューム 50Kオームをバランスコントロールに使い、当時物議を読んだベストセラーパーツである。
元々は当時は通信工業用的な位置付け部品で、高級ランク品であった。
シンプルな構造で、作りが良く、よほど変な回路で使わない限り、ガリオームにはならな合った。
長くつきあえる名品である。
特にオーディオ用ではなく、他にオーディオ用としてデテントボリュームが同社で併売されていた。
実はこれも音が良かった。
RV30YGは大型のボリュームで、その当時良質の部品を求めるマニアは、同系列の
RV24YGというシリーズを使うケースが多かったが、この上であるRV30YGは変えた瞬間に音が良く感じれた。RV30YGは現在も3000円程度で入手可能だが、
現在の自分が54歳で、60までにはこのコントローラを使った。レコード再生アンプをもう一度くみたいと最近思っている。
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