2012/12/11

OCLへのあこがれ

1960年代のトランジスタアンプの主流は、電源回路とアンプの出力に大型の電解コンデンサを配置したアンプ回路が主流で、それがやがて、様々なじっけんにより音質に悪影響であると解かれ、そのコンデンサを持たないOCLという回路構成がやがて主流となる。
それを実現するにはPNPとNPNという二つの特性の合ったトランジスタが不可欠であった。
1960年代中期ー後期頃から、さらにFET という理想的特性を持つとされた半導体も世に出され、エネルギッシュな時代の訪れと OCLアンプが世に送り出され始め、あこがれの存在となった、今となっては手元に無いのが残念だが、当時のメーカー製アンプカタログでは、それを強力に力説した、販売展開が行われており、小中学生の自分でも、すごいなぁどんな音なのだろうと、憧れ夢見る存在となった。
トランジスタアンプを構成する場合。
小信号用トランジスタ(FETを含む)中段ドライブ増幅用トランジスタと、出力増幅用トランジスタの3種類のPNP+NPNの特性の合ったトランジスタ素子が必要でした。

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