2013/11/01

YAMAHA F100-112の修理情報。

ヤマハのギターアンプとして
一時代を築いたYAMAHA F100-112というModelがある
 50Wと100WModelがありYAMAHA F100-112は定価10万円。と、当時高級品の一つであった、昭和50年前半の頃、就職後のボーナスで一発購入した。お持ち帰りした。
景気良かったなぁ、消費税もない頃、100000円はらってよっこらしょだ。

実はこのアンプ問題があった。
当時はやっていた、オーバードライブやパラメトリックイコライザなどの機能に、かかりの良いリバブーと、適切につまみを合わせると、けっこう良い音が出て、それ以前の自分にとってのヤマハ嫌いを払拭してくれたアンプであった。
個人的にはハムバッキングピックアップ向きかな?などと当時は思っていた、
実は現在も程度よく自宅に所有している。

 このアンプ非常に高確立で、ノイズが出る様になるのがタマに傷。「ガリゴリガリゴリガリゴリガリゴリガリゴリ」と半端じゃない、100Wのアンプだから地鳴りのようで、どのつまみ回しても復活はしない。だが、このガリを直す、すべはあります。

内部の基板の半固定ボリュームを交換すると良いのです。
全くの素人にはスキルが高いが、少々知識があれば簡単です。
そのKnow-Howを少々メモっておきます。

<原因>内部の基板の半固定ボリュームの劣化が原因です、ヤマハさん、設計甘いのじゃありませんか?、電流が多く流れるからですよね、カットしなきゃコンデンサですよコンデンサ!。
<注意>ボリュームは回さない様に、

<対処方法>同規格又互換品と交換する。
<出来れば>規格(W)数の大きい物に換えると持ちが良いでしょう。
<強化対応>
半固定ボリュームを取り外して、その替わりにテスターでボリュームの抵抗値をテスターで測定して、 
抵抗を2本用意してリジット回路とする。
これは半固定じゃなくて、固定とする方法で、2000年頃、ネットで修理を引き受けるサービスを行っていたところからの情報が元。実は先日知人が、親族の子供が、中古でこのアンプを手に入れたが、ガリガリで困っているのでと相談があった、近年ギターアンプは安いから新品を購入をすすめたが、結果、固定抵抗で修理した模様、その子はおじさんすごいと思ったはず。(ニヤッと)
しらべつと、中古ではかなり出回っているので、この対策さえすれば、結構まだ使える物は多いでしょう、記憶では、付いているスピーカが素性が良さげと記憶しているんだけど。
意外と海外でもつかわれている写真の多いトランジスタアンプの代表作だよね。

>追記その12015年01月17日このブログのアクセスリストを見たら、この記事のアクセスが多い(500件近い)ことに気がつき、おそらくは、誰かに役立っているのだろう。...

>追記その2 201604月30日アクセスは1000を超えている。
需要があるのだろう。おいおい ヤマハさん設計ミスだよね。
ともつぶやきながらも、常識を逸した設計ではないt思いますよ。ボリュームは消耗品ですからね。


あえて、より詳しい説明はしないが、多くの人がうまく修理まで漕ぎ受けてもらい。名器を復活してもらいたい。
80年サウンド万歳。

2 件のコメント:

goofy さんのコメント...

こんにちは、記事を読んでいて僕のアンプも全く同じ症状です。
記事内にある「基板の半固定ボリューム」と言うのは、基盤に直付けしてあるボリューム(トーン)の事でしょうか?それとも基盤に何か別のトリマーの様な物が付いているのでしょうか?
仮に基盤に直付けのボリュームの事でしたら、抵抗2本で固定抵抗とする事で、ボリューム(トーン)調整は出来なくなってしまう様に思うのですが・・・
何か凄く勘違いしている気もするのですが、まだ自分のF100を分解する勇気がないので聞いてみました。
差し支えなければ教えてください。
よろしくお願い申し上げます。

kitanosawa さんのコメント...

本体内部に取り付けられた、半固定ボリュームを指します。このボリュームをそっと取り外して、抵抗値を図ります。
ボリュームは3本足です回路上では123と端子番号がありますがセンター端子(稼動端子)に対して両端の抵抗値を図り2箇所の抵抗値が読み取ます。

その値に近い抵抗値を2組の固定抵抗を組み合わせて取り付けます。たしかに可変出来なくなりますが、可変出来なくするのが改善の手段という事です。ガリガリ言わせて使い続けるより正解と思いますよ。